昭和の呪いと罪悪感とトレードオフ思考‐「ライフシフト習慣術」を読んで

 
 

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いとママ

いとママ(@ブログ初心者)です。
いよいよ育休から復帰。

息子の慣らし保育中にできた自由時間は読書と家の断捨離・整理整頓にあててきました。
新しいワーママの指南書ともいうべき、「ワーママはるのライフシフト習慣術」を読み終えました。

復帰を目前に、この記事では第1章の「仕事の習慣」で触れられていたトレードオフ思考をもとに、働くことの罪悪感について整理します。

トレードオフ思考とは

「トレードオフ」とは「何かを得ようと思ったら何かを差し出す。」ことを意味しています。物事の基本原則の基本は、トレードオフです。

ワーママはるのライフシフト習慣術‐第一章

限りある自分の人的リソースや時間の中で生活をしていこうとすると、あれもこれもと全てを叶えることは出来ません。

全てを望むと、どれかが満たされない、最悪の場合はひとつも満たされないということもあります。

これから共働き・両家遠方の子育て世代では「専業主婦並みの家事育児」も「フルコミットでのキャリアアップ」も全てを望むと破綻してしまいます。

「家事育児×キャリア」問題をトレードオフ思考で整理していきます。

結婚当初の罪悪感は昭和の呪いによるもの

今、働く女性たちは専業主婦だった実の母親をイメージして、母のような妻業・母親業をしなくてはいけないと自らに呪いをかけています。

自分がされてきたような家事や育児を我が子にもしてあげたいという内なる欲求だけでなく、”妻、母親とはそうゆうもの”という社会的・文化的ジェンダーロールとして夫や社会が外的にも女性たちに呪いをかけていきます。

それに加えて時代の流れと共に総合職として男性と同等にキャリアも築こうとしています。

まさに二兎を得ようとしている。二兎を得ようと無理をする。

生活が破綻する。心身が疲弊し、家庭内に負のオーラが立ち込める。

結婚当初、私も呪いにかかっており、専業主婦並みに家事が出来ないことも、夫に家事をしてもらうことにも罪悪感を持っていました。

働く女子と罪悪感」という本を買ってしまうほどに。

結婚から5年が経ち、罪悪感は薄くなってきてもまだあります。

「家事育児×キャリア」のトレードオフ

家庭もキャリアも諦められない私たちはどうすればよいのか?

トレードオフ思考で考えた私なりの答えは、家庭とキャリアそれぞれから何かを差し出して人生の破綻を防止する。


 

「専業主婦並みの家事育児」を差し出して、自らのキャリアを継続させる。

  • 「専業主婦並みの家事育児」⇒「夫と共家事育児、理想の母親業からの脱却」

後悔の少ない育児・無理のない家事のために、フルコミットでの働き方を差し出す。

  • 「フルコミットでのキャリアアップ」⇒「辞めない、限られた業務時間で成果を出す」

 

「専業主婦並みの家事育児」を差し出して、自らのキャリアを継続させる。

  • 「専業主婦並みの家事育児」⇒「夫と共家事育児、理想の母親業からの脱却」

後悔の少ない育児・無理のない家事のために、フルコミットでの働き方を差し出す。

  • 「フルコミットでのキャリアアップ」⇒「辞めない、限られた業務時間で成果を出す」

トレードオフ思考で覚悟が決まる

読了後、漠然と抱いていた感覚が言語化され、働くことの罪悪感が無くなり、覚悟が決まったという感じ

何かを差し出して得ようとしているのなら、掴みそこねる訳にはいかない。覚悟が決まった。

「私は専業主婦並みの家事育児時間を差し出して自分のキャリアを築こうとしている。

自分がしてもらっていたような育児はできなくても、経済力は差し出すことができる

逆に、育児をしているから仕事にフルコミットできない。

でも人生トータルで見た場合の”大切なこと=家庭の安定、夫婦と子の幸せ”は得られている

また、夫が時間を差し出して家事育児をしてもらっているから、

家族単位で見たら夫婦ともにキャリアを構築して世帯年収も上げられている。

そんな風に考えて家事育児にも仕事にもフルコミットできなジレンマを乗り越えていきたいと思います。

生活が破綻しないように、仕事も家事育児も限られた自分のリソースをもとにトレードオフ思考で考えていくことを意識していきます。

  

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