いざ、復帰面談‐理想の働き方を引き寄せるアプローチ

いとママです。

ワーママライフが本格始動しています。

新しい仕事をアサインされて、会社と自分のマッチング不和がなく、とても良いモチベーションで働き始めることが出来ています。有難い！

会社が従業員をどう活かしたいか、育休復帰するママ自身がどう働いていきたいかのマッチングがうまくいかないことが多いと言われているので、復帰前に気を付けていたことをまとめます。

復帰面談をこれから受ける方の参考になりますように。

女性×キャリア×育児についてインプットを増やす

まずは自分がどんな働き方をしたいのか、自分でしっかりと認識する必要があります。

職場に女性が多い場合は身近な例があると思います。しかし女性が少ない職場で働いている私にとっては、本やSNSの顔も知らない先輩ママさんたちの情報がとても大事でした。女性が多い職場にお勤めでも、新たな発見があり、きっと良い参考になると思います。

結構読みましたが、三冊をここでは紹介します。

まずは、休み中も復帰しても何度も読み直しているのはLEAN IN。

読む時々の自分の状況によって響く章が異なります。

復帰を前にしている人には7章「辞めなければならない時まで辞めないで」、8章「パートナーを本当のパートナーに」がおすすめ。キャリアと育児の大変さを目の前に尻込みしたくなる自分に”まずはやってみよう”、夫と生活が上手く回るように関係構築や家事育児について話し合おうと思わせてくれるはず。

2冊目は「ワーママはるのライフシフト習慣術」については、別記事を書いたのでそちらを読んで下さい。超おすすめ！

3冊目は「働く女性のキャリア格差」

育休後復帰後の女性社員と受け入れ側の職場・企業の双方から様々なケースを紹介して今の日本でよく起こりがちな問題と解決への考察を知ることが出来ます。自分の職場復帰に向けて、どんな問題が発生しそうか予見できるので男性が多い職場でロールモデルがいない人には特におすすめ。

どんな風に働きたいか描く

次に、自分の働き方・キャリアの方向性を言語化する必要があります。

これまで見てきた職場のワーキングマザーや本などから吸収した情報をもとに、私の場合はこんな感じ言語化されました。

「持続可能な家庭生活×やりがいのある（キャリアアップしていく）働き方」

持続可能な家庭生活とは、「心身ともに無理のない家庭生活。パツパツというより少し体力も心も遊びの余地がある状態」

やりがいのある働き方とは、「働きぶりを認められて昇進したり、年収が上がったりすること。仕事を通して自分も成長しているなと感じられること。」つまり、マミトラには乗りたくないってことですね。

会社・上司に伝える

最後に、実際の面談では明確に自分の意思を伝えることです。打倒！アンコンシャスバイアス！

「働く女性のキャリア格差」を読んで、職場・上司には”働く女性にはこうゆう配慮やサポートをするべきだ”という無意識の刷り込みがあり、本人の意思とは関係なく、タスク量を減らしたり責任のある仕事から外したりすることに繋がるというものでした。これがアンコンシャスバイアスによるマッチング不和です。

男性社会で女性社員が極端に少ない弊職場、配慮されすぎて仕事が減り、退屈になりモチベーションが低下し、成長浴が無くなる・・・ということが容易に想像できました。合理的配慮によりマミトラ一直線になりかねない！

過剰な配慮を受けないよう、「復帰してからは時間的制約はあるけど、これまで通りどんどん仕事をしていきたい！」と伝えるぞと決意しました。

実際に伝えたことはこちら

• 管理職も視野に、キャリアアップしていきたい
• 育児とキャリア継続の為に諸制度を活用する
• 仕事の長さ(時間)ではなく、濃さ(生産性)で貢献していきたい

祝・マミトラ回避！

こちらの意図は明確に伝わり、新しい挑戦と成長の場として復帰と共に異動になりました。

育休明けのワークライフバランスを調整している中での異動は正直不安もありましたが、職場上層部との相互理解が取れていることが嬉しく、前向きな気持ちになれました。

まとめ：育休復帰後に理想の働き方を引き寄せるアプローチ

1. ワーキングマザーの働き方や日本に起きがちな復帰後の問題について知る
2. 自分がどんな働き方をしたいのか言語化する
3. 復帰面談で明確に伝える

何事も思いを言語化し、オープンコミュニケーションで伝えて初めてこちらの意図は伝わります。

”私の思いを察して””子供がいる女性にはこんな配慮して当然”などと相手の察し能力を当てにせず、自ら伝えていった先に理想の働き方があると考えています。