ワーママ的 職住近接プロジェクトー最強の時短術ー
いとママです。
学生時代から狙っていた育児×女性のキャリア最大化の必殺技・職住近接を実行しました。
Door to door45分(徒歩→電車→徒歩)が徒歩6分になりました。
私たち夫婦が職住近接を選んだ背景・得られたメリットについて振り返ります。
目次
産後すぐの引っ越しと職住近接にした理由
保活の為に産後すぐの引っ越しを決断
以前住んでいた部屋は有期契約だったため、あと一年弱での退去が迫っていました。
私(妻)の勤務先近くを居住場所にし、”市内勤務者の子”として息子を認可保育園申し込み、入園直前に引っ越す計画でした。
しかし、諸条件を確認したところ”市内勤務者でも申し込み可能だが市内居住者よりも優先度が下がり入園は厳しい!”との説明が。”市内居住者”になるため産後間もない中で引っ越しをすることになりました。
引っ越し後、”市内居住者”として申し込み、見事第一志望の認可保育園へ決定しました。
住む自治体の保育園関連の選考条件、自分の持ち点を正確に理解し、出来る限りの対策を打つことがとても大切です。
家計やキャリアアップの観点から2021年4月の復職は絶対だという思いがあったので、産後の身体に鞭を打って無理して引っ越しをして良かったです。(正直、あまりお勧めできるものではありませんが、背に腹は代えられないので、保活為にやるというのはアリです!)
なぜ我が家は職住近接を選択したのか?
上記の通り、有期契約の賃貸により引っ越しは不可避でした。
どこに住むか?と考えたとき、遠い昔、就活時代に出会った「育児とキャリアの両立には職住近接!」と説明会で話していたワーママの言葉を思い出し、私(妻)の職場近くに引っ越すことに決めました。
ちなみに、夫(いとパパ)は自営業で在宅ワークのため、特に居住場所についての条件はありませんでした。妻ファーストの決断です。ありがたい!
職住近接とは?
What’s 職住近接?一般的なメリットとデメリット
職住近接とは・・・職住近接とは文字通り、「職場」と「住居」が近いことを意味します。(国土交通省リンク)
一般的なメリット
- 通勤時間短縮
- 総務省統計局の社会生活基本調査※1によると、日本全国の平均通勤時間は、片道39分、往復1時間19分。
- 東京近郊は片道40~50分、往復で1時間半前後の通勤時間です。
- 交通公共機関の障害の影響を受けない
- ワークライフバランスがとりやすい
一般的なデメリット
- 家賃が高くなる
- オンとオフの切り替えが難しい
- 職場近くが育児に適切な環境でない
職住近接が生み出す経済的メリット
「時は金なり」と言いますが、職住近接により経済的にも大きなメリットがあります。
職住近接により捻出できた時間の価値を考えると、
- 三大欲求(睡眠)を満たし、健全な生活基盤を作る
- 通勤疲れがなく、仕事の生産性向上
- 通勤時間分を仕事(残業)にあてて、業務量を増やす
- 読書や勉強など自己投資の時間にあてる
- 副業の時間の捻出
⇒職住近接は健全な生活基盤を作り、短縮された時間で仕事や副業への自己投資が可能となり、経済的にもメリットを生み出してくれます。
この考えは、図解 山崎元の お金に強くなる!で勉強しました。
ワーママ的 職住近接のメリットとは?
一般的に言われているメリットは以上です。
では、ワーママ的または共働き世帯的なメリットはなんでしょうか。
職住近接により通勤時間をミニマム化することで私は2時間弱/日の時短を実現しています。
この2時間で・・・
- 時短勤務ではなくフルタイム勤務への早期復帰が可能(収入アップ↑)
- フルタイム勤務+残業も可能(収入アップ↑)
- マミートラック回避によりキャリアアップ(収入アップ↑)
- 家事時間が確保でき、外食や中食(お惣菜)率が減る(支出ダウン↓)
- 息子を早い時間に保育園へお迎えに行ける(プライスレス)
- 在宅ワークをしている夫との時間捻出(プライスレス)
- 公共交通機関障害の影響を受けない(予期せぬ時間ロスを防止)
- 息子が体調不良になった時に即座にお迎えに行ける(緊急時の対応力アップ↑)
- 地震や自然災害の際に徒歩で息子を保育園まで迎えに行ける(緊急時の対応力アップ↑)
⇒”職住近接は時短術”と一言にまとめてしまうには勿体ないほどワーママ的・共働き夫婦的メリットがあることが分かります。
育児もキャリアもどちらも諦めたくない私にとって、職住近接は生活の基盤を支える大きな柱になってくれると感じています。
コロナ禍でリモートワークが進んだ今、職住近接は意味ある?
私にとってはリモートワークが定着しても職住近接は意味はあります。
コロナ禍の緊急事態宣言下で、私の会社でもリモートワーク率が劇的に高まっています。
コロナが落ち着き、リモートワークが当たり前の選択になったとしても、仕事の内容や役割によっては出社を要することがあると思います。この先のキャリアとして管理職を視野に入れている私としては、場所を問わず対応可能な姿勢を見せていくことも必要と考えています。
各個人、各家庭の価値観と仕事観から職住近接の価値を考えてみてはいかがでしょうか。
以上が私たち家族が職住近接を選択した経緯と期待しているメリットです。
実際に復職してみて、この選択がどうであったか振り返りたいと思います。
乞うご期待!
※1出典:総務省統計局/社会生活基本調査から分かる47都道府県ランキング(最終確認:2020年5月20日)
https://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/rank/index.html
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